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隠岐島へと向かう船に宗徳、蓮根左仲、与惣次、豪の姿があった。父親殺しで流刑となった十二歳の罪人・民吉の護送のためだ。
野間文芸賞受賞第一作となる、書き下ろし長編小説。 俺の精神を踏みにじったあの作家だけは許さない。
クルーザーの故障から無人島に取り残されたのは、ロジャー・シェリンガム含む15人の男女。
われらが生き残る光明は、これだ! 藤之助率いる陸戦隊16名を大英帝国艦隊提督、閲兵す。
鎌倉の自宅で、異様な姿で死んでいる男が発見された。白いシーツを体にぐるぐる巻き、ヘルメットとゴム手袋という重装備。
日本橋小網町の醤油酢問屋「広国屋」に風のように一人の男が現われた。“算盤侍”の唐木市兵衛である。
男女の全裸心中死体が新宿のホテルで発見された。東京地検特捜部の検事とテレビで人気の美人気象士だった。
杜の都・仙台。大和新聞東北総局に、遊軍記者・宮沢が敬愛する先輩記者にして編集局次長の村田が訪ねてくる。
山本知乃は、病弱な母親と二人暮らし。ごく平凡な女性だが、一つだけ、特殊な能力があった。
「ほっこり」を愛する和子は、お気に入りの雑貨を並べたカフェを開くのが夢。
「お父さんの再婚相手が怪しい」父親から遠ざけられ窮地に陥った女子高生ユリの訴えに、速見涼次は中国人妻の調査を開始する。
日本軍の侵略に揺れる満州。戦災で孤児となった少女・柴火の人生は、街に立ち寄った馬賊の荷物を盗んだことで一転する。
外国人を排除し、日本人だけが持つ美を護ろうとする武道家。在日外国人を擁護しようとする人権派の若手議員。
西鹿児島行の寝台特急「明星51号」の車中で殺された男のポケットには、不思議なラブレターがあった。
葛城冬馬、十三歳。明治元年生まれの髷頭の少年は、東京大學医学部教授・ベルツ宅の給仕として働くことになった。
拾った宝くじが一等二千万円に当せん!偶然、手に入れた「幸福」をきっかけに、団地に住む三二歳の平凡な主婦・早希子はさまざまな出来事に巻き込まれていく。
第8回『このミス』大賞受賞作『さよならドビュッシー』の作家・中山七里氏の第2作目です。
戦国期、天下統一を目前に控えた豊臣秀吉は関東の雄・北条家に大軍を投じた。そのなかに支城、武州・忍城があった。
「戦いまする」三成軍使者・長束正家の度重なる愚弄に対し、予定していた和睦の姿勢を翻した「のぼう様」こと成田長親は、正木丹波、柴崎和泉、酒巻靱負ら癖のある家臣らの強い支持を得て、忍城軍総大将としてついに立ちあがる。
軍隊時代の旧友、オリバー・ルエリンの不慮の死を調べていく中で、ベン・ホープは、何世紀も昔の「モーツァルトの死」の謎に巻き込まれていく。
Aランクの女子にはいじめられ、大好きな彼には口もきいてもらえず、学校でのレイチェルはさんざん。
世界最古、謎の遺跡に隠された人類史の謎とは!? 1万2千年前の巨石遺跡はその後なぜ埋められたのか? それは本当に「エデンの園」だったのか? そして、英国を震撼させる猟奇的儀式殺人との関連は・・・・? 事実に基づいた古代史ミステリ巨篇! ----------
「実は前から、ハヤ坊に頼みたいことがあってなぁ」東京に住む小学生のハヤトは、トンダじいさんの“一生に一度のお願い”を預かり、旅に出る。
それでも、この世界で生きる―バロットは壮絶な闘いを経て、科学技術発祥の地“楽園”を訪れ、シェルの犯罪を裏づけるデータがカジノに保管された4つの100万ドルチップ内にあることを知る。
少女は戦うことを選択した―人工皮膚をまとい、高度な電子干渉能力を得て再生したパロットにとって、ボイルドが放った5人の襲撃者も敵ではなかった。
なぜ私なの?―賭博師シェルの奸計により少女娼婦バロットは爆炎にのまれた。
1896年ロンドン。恋人を切り裂きジャックに惨殺され、大富豪の息子アンドリューは失意の底にあった。
メイン州の森の若き猟区管理官マイクの留守番電話に、ある夜疎遠だった父からの伝言が残されていた。
空襲の焼け跡にある空き家へ行き、指定の時刻ちょうどにランタンを灯してほしい。
横浜みなとみらいの公衆トイレで発見された、著名人の絞殺死体。胸ポケットには10桁の数字が記されたメモが残されていた。
映画館でバイトを始めた恵介。そこで出会った映写技師のルカは、一歩も外へ出ることなく映写室で暮らしているらしい。
事件後、村や母の記憶を失ったブキは、東京の大学院を中退して帰郷し高校で英語を教えていた。そこで起こった同僚の殺害。
三十すぎても「坊っちゃん」扱いされる浅見光彦は、うるさい母から逃れるために愛媛・松山へ漱石、子規らを辿る取材に出た。
医師の神崎秀一郎の娘で、重い心筋症をわずらった玲香に、脳死と判定された少女・社洋子の心臓が移植される。
美人結婚詐欺師の世良公子が凄腕詐欺師に命じられたのは、さびれた商店街の豆腐屋の息子と結婚すること。
殺人を犯しながらも、逃げるより復讐するため警察官になった南條。完璧な容貌をなぜか分厚い眼鏡でひた隠しにする財前。
胸に勾玉の痣を持つ高校生の天童純は、平安京で出会った水葉に似た少女を追いかけ、長谷寺の弁天窟へ。
「空」「水」「アメリカ」「子供」「金」5つの言葉が指し示すSL車内で殺害する…資産家・藤井清太郎を誘拐した犯人から届いた殺人予告。
トーマと呼ばれた美しい下級生から、ユーリに届いた一通の手紙。それは、彼からの遺書だった―。
第8回『このミステリーがすごい!』大賞隠し玉、前作『オサキ江戸へ』に続くシリーズ第2弾! 古道具屋の手代・周吉と、食い意地の張った魔物オサキのコンビが、本所深川で起こる事件を解決していきます。
なんとなく高校の社会科教師になってしまった桐原。行動原理はすべて「面倒くさい」。
十二歳の少年スティーヴンは、今日も母の弟ビリーの遺体を捜してヒースの茂る荒野にシャベルを突き立てる。
嫁の実家の料亭の副社長として、飾り物のような日々を送る坂石浩季は、助けを求めて眼前に現れた19歳のコールガール・さやと恋に落ちる。
ゲレンデの下に爆弾が埋まっている―― 「我々は、いつ、どこからでも爆破できる」。 年の瀬のスキー場に脅迫状が届いた。
立場茶屋「おりき」で下足番の修行をしていた三吉の、京への旅立ちが近づいていた。
勘兵衛の組仲間が、修馬も含めて十三人、忽然と姿を消した。
将軍の身体に刃物を当てることが唯一許されるだけに、かえって絆が深くなるお髷番。
新村あさひと須賀みずきは大の仲良し。ひどく内気なみずきは、あさひと先生以外、ひぐらし幼稚園の誰とも口をきかない。
『Rの刻印』に続く犯人当てミステリー 『Rの刻印』で難事件を見事解決した探偵・ミックのもとで探偵修行を始めた辰平。
1992年、バルセロナ・オリンピック開幕を間近に控え、東京では二人の男がもう一つのバルセロナ・オリンピックを追っていた。
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